
人材育成から現場活用まで、
こんなお悩みありませんか?
ITやDXの成果を最大化するには、知識の習得だけでなく、
現場で“自走できる人材”を育てることが不可欠です。
こうしたIT/DX人材育成を、“業務活用”の視点から設計・支援しています。
テンプレ研修や形だけの学びで終わらせない。現場に効く“プロの育成支援”を。
IT/DX人材の育成を進めているのに、“活用”の実感が持てない。
そんな企業が、今まさに次の局面へ踏み出そうとしています。
一方で、「デジタル化の重要性はわかっているが、何から始めるべきか…」と
足踏みしている企業も少なくありません。
いずれの場合も、一律教育では届かない「現場で使える力」の育成が必要です。
学びっぱなしの状態から、実務につなげる設計と仕組みが求められています。
このページでは、そうしたお悩みに対応する支援の一例をご紹介します。
これまで対応してきた課題と、ご提案・支援内容の一例です。
組織の状況やご担当者の役割ごとに異なる課題に対し、柔軟に対応しています。
以下に、実際によくあるケースと、それに対するご提案や支援例をまとめています。
【非エンジニア職向け】現場で活かせる実践的“デジタル活用力”の育成支援
エンジニア職でない皆さんにも、試行錯誤していただきながら、ご自身の業務を題材に、プログラミングを活かした“仕組みづくり”に挑戦していただいています。自動化や効率化に向けて、基本的なスキルの習得だけでなく、どのような業務に活かせるかを一緒に考えるディスカッションも行っています。
● 属人化していた集計作業を、“仕組み化された業務テンプレート”へと変換
- 作成者や作業ごとにバラバラのExcel集計表を標準フォーマットに統一し、読み取りやすい構造に整備
- 数式で入力手間を削減、集計~出力までの処理をプログラミングで自動化し、作業時間を削減
- 作業手順の統一や処理プログラムの共有により、誰でも同じ結果を再現・運用可能に
● バラバラだった日報管理を、ノーコードとプログラミングで“即時集計+即時集計”の実現
- クラウドのノーコードツールを活用して入力情報を集約し、リアルタイムの共有を実現
- ツールに不足する機能(入力制御や自動計算など)をプログラミングで補強し、正確な入力を実現
- 入力後すぐに集計・反映される仕組みにより、報告や進捗管理のスピードと精度が大幅に向上
● 過去データにもとづく判断を支援するツールを準備し、勘や経験のみによる意思決定を排除
- 過去の対応履歴を整理し、判断基準や回答パターンをロジック化して構造を明確化
- 条件分岐や自動表示機能を、数式やプログラミングで実装し、誰でも即時に対応判断が可能に
- 内容やデータ量に応じて対応方法を使い分け、継続利用や全社展開を前提にしたツール作成
● 地震発生時に自動で安否確認を送信できるツールを構築し、初動対応を迅速化
- 国内の地震情報を自動取得する仕組みをプログラムで作成し、即時の対応判定を実現
- 一定の震度以上を検知した際に、全従業員に向けチャットツールで安否確認メッセージを自動ポスト
- 人に依存するプロセスが減り、危機発生時の初動対応や情報共有のスピードと確実性が向上
● ファイル整理の手間を減らす命名・保存補助ツールを作成し、業務標準を仕組み化
- ドラッグ&ドロップ+入力操作で、ファイル名を自動生成・サーバーへ自動保存できるアプリを作成
- 文書種別や作成日、部署名などを基に命名ルールを統一し、ミスや探し物の手間を大幅に削減
- 誰でも同じルールでファイル管理ができるようになり、チーム内の情報整理や引き継ぎもスムーズに
【エンジニア職向け】設計力・実装力・チーム貢献を伸ばす実践研修支援
● 実装視点を活かして要件の背景を読み解き、柔軟で実現可能な仕様へと導く力を育成
- 単なるニーズヒアリングではなく、拡張性や利便性など隠れた情報を踏まえ、要件を整理
- 業務目的や運用条件を踏まえ、仕様を構造化・抽象化して設計案に落とし込む演習を実施
- 実装力に裏打ちされた提案力を習得し、要件定義段階から“価値の高い”設計を支援できるように
● コード設計における「変更に強い構造」を意識した実装設計力の習得
- 新しいプログラミング言語仕様や設計に適したコーディング・パターンの学び直しを実施
- 拡張や変更に強い構造を設計するための原則・構造的な考え方を演習を通じて体得
- モダナイズに伴い最新の言語仕様や設計知識が求められ、アーキテクトとして技術選定や実装設計を担うリーダーポジションを任された
● 実プロジェクトに伴走し、WBS・進捗・品質・課題管理を“自分で回せる力”へと育成
- 実際のプロジェクトを対象に、進捗・品質・課題管理の考え方を習得しながらの運用に伴走
- WBSの見直しやリスク検知、関係者との調整方法などを、実案件の中で具体的にコーチング
- 管理業務を“任される状態”から“任せられる状態”へと、状況判断力や自律的対応力の向上を支援
● ユニットテストの導入と定着により、安心して改善できる“リファクタリング文化”をチームに育成
- ソースコードの変更が敬遠され、似た処理のコピペが横行する技術的負債だらけの状態から脱却
- テストがあることで動作保証の不安が減り、誰もが自信を持ってコード改善に取り組めるように
- ソースコードが“育てられる資産”に変わり、リファクタリングが自然に行われる文化が根づいた
● 属人的なレビューを脱却し、チーム全体で設計品質を高める改善サイクルを定着
- 設計・実装に関するスキルレベルをチームで揃え、判断のばらつきや属人的なレビューを脱却
- レビュー観点や判断ポイントを明文化し、振り返りと改善提案を含めた運用を継続的に実施
- レビュー基準が統一されたことで、特定エンジニアに依存したレビューから脱却し、実装時点からのセルフチェックも機能する改善文化がチームに根づいた
【ミドルシニア社員向け】経験を活かしたIT/DXスキルの現場活用
● 属人化していた業務ノウハウを、チームで活用できる“仕組み資産”として整備
- ベテラン社員の頭の中や紙の手順に留まっていた業務ノウハウを可視化し、共有化を推進
- ITツールを活用して、判断や作業のプロセスを形式化・標準化。誰もが参照・更新できる状態に
- 誰が担当しても再現性のある業務運用が可能となり、引き継ぎや育成の負荷も軽減された
● ノーコードツールで“現場から始めるIT化”を実現し、内製による改善の第一歩を推進
- プログラミングなしで利用できるノーコードツールを活用し、現場が主体となる業務改善を試行
- 作業フローの自動化や入力チェックなど、日常の“ちょっとした課題”を自力で解決できる状況へと
- 小さな成功体験を通じて、IT作業の外注依存から脱却した“内製による改善文化”が生まれた
● 日々の打ち合わせや共有ファイルの“迷子”を防ぎ、チームでの業務再現性を向上
- Teamsのチャネル構成、利用ルールやファイル保存ルールを整理し、情報共有の抜け・漏れを抑止
- 過去のやり取りや資料も探しやすくなり、会話の背景や意思決定プロセスを振り返れるように
- 引き継ぎや異動があっても“同じように仕事が進められる”チーム体制が整った
● “部門ごとのやり方”から“全社の標準”へ、ルールとデータの共通基盤を整備
- 部門ごとに異なっていたExcel様式や手順書を見直し、全社的なルールへと再構成
- データの持ち方や入力ルールをITツールで統一し、部門間の連携をスムーズに
- 特定の担当者任せだった運用を、誰でも理解・参加できる“共通基盤”として整備できた
● リモート下での情報共有と意思決定の遅延を解消し、ハイブリッドワークでも機能する体制を構築
- 雑談・口頭ベースだった業務に関する情報共有を、Teams投稿やオンラインファイル記録で明文化・蓄積
- リモートでも“その場にいたように分かる”やり取りが実現し、関係者の合意形成が円滑に
- 家庭環境や勤務形態にかかわらず、誰もが安心して参加できる働きやすい業務環境が整った
ご紹介したような取り組みを、貴社の組織・業務にあわせて支援しています。
詳細なサービス内容は、各サービスページにてご確認ください。
